やる気。

勉強において最も重要なことは自発性です。

これは突然やってくるものではないですね。
従って、明日から塾に通おうが、家庭教師をつけようが、急にやる気が出るかというと、それは難しいことです。
一瞬のやる気は出ても、それは一時的なもので長続きしない場合が多いです。
それは教える側の力量にもよるのだとは思いますが、いくら教えることが上手い先生だって、子供の内側に入り込んで、やる気を引っ張り出してくることはできません。
対策として、いくつかの方法が考えられます。。
一番いいのは、もちろん本人が気づくことです。
何かをきっかけに、どうしても叶えたい夢や目標が見つかり、爆発的なやる気が自発的に出てくることが望ましいですね。
ただし、この場合においても、親御さんがそれを仕向けるために、お子さんに様々な経験をさせてあげなければなりません。
上の方法の場合には、いつそうなるのかは分からないので、やはり最も現実的なのはお子さんが幼いうちから、そうすることが当たり前だと思わせてあげることです。
私の場合は、中学1年時の最初の中間テスト時にやれるだけの勉強をして、結果として学年で1番を取りました。
親に言われたわけではなく、そうするものだと思い勉強して、結果もついてきました。
この経験が活きて、その後のテストでも同じように勉強して、更には自分の勉強方法も確立できました。
そうすることが当たり前だと思えたのは、小学生の頃から、何かを頑張ることで小さな成功体験を積み上げてきたからだと思います。
問題に直面する前に、いい方向にお子さんを向かわせてあげることが親御さんのの役目であると思います。
ポイント
転ばぬ先の杖を意識する

生き方

ハワイから帰国いたしました。

日本人がやはり多かったですが、さすがに日本とは雰囲気が違います。
リゾート地といえども他国の文化を感じることができます。
日本人の子供もたくさんいて、幼い頃から他国の文化に触れる機会があることを羨ましく思いました。
数日間の滞在であっても、その後の人生に大きな影響を与える可能性は十分にあります。
もちろん日本国内にも魅力的な生き方はありますが、世界が広いことを知った上でそれらの生き方を選ぶ方が、より魅力を感じることができるはずです。
お子さんには、できる限りたくさんの日本文化、世界の文化に触れる機会を与えてあげたいものです。
ポイント
その生き方しか知らずに選ぶのと、多くを知った上でそれを選ぶのでは、感じる魅力が違う。
もちろん、それしか知らずに選ぶことも、追求するという意味ではいいのかもしれないが。

体験、体感させる。

明日からハワイに行ってきます。

このことをお子さんに大いに自慢しておきました。
というのも、お子さんの好奇心をくすぐりたいからです。
子供はどんな経験から、夢を持つか分かりません。
この自慢話を期に、ハワイについて調べて、将来はハワイに住みたいという夢を持つ可能性だってあるわけです。
一番いいのは、子供に実際に体験させてあげることです。
親御さんは身近なことから非日常なことまで、多くの経験をお子さんにさせてあげることを心がけたいものです。
ポイント
子供には世界は広いことを教えてあげよう

テスト前の社会の勉強法

社会とは、ある事柄の歴史及びその背景を知ったり、地理ではある場所がどういった場所であるかを知り、また、現在を知る科目です。

様々な背景を学ぶことができれば、本当は知れば知るほど面白い科目です。

ただし、学校では、それほど深く背景には言及しないため、知りたければ自分自信で調べなければならず、実際にそこまでできる人は少ないです。従って、どうしても暗記することが主になりがちですね。
定期テストや受験で点数を取るための学習であれば、暗記でも対応できます。
まず、社会のテストは主に問題集から出題される場合が多いです。
重要語句が問題集になっているのだから至極当然です。
まずは一度だけ問題を解いてみましょう。
1度授業でやった程度ではほとんど覚えていないと思います。
その後、模範解答を見ながら、問題集に答えを書いてください。
教科書で調べる=解答を見るとほぼ同意なので、それで大丈夫です。

重要なのは覚えることです。

あとは、その解答を隠しながら、何度も何度も繰り返し解くのみ!
覚えられるまでは、とにかく青または赤ペンでたくさん書きましょう。
おおよそ5~6回程度繰り返せば、ある程度覚えられます。
その後は、答えを隠しながら、再度5~6回書かずに頭の中で繰り返します。
回数をこなすことが目的ではなく、内容を100%完璧な状態にするのが目的です。
覚えられるまで繰り返してください。
できれば、どのページのどの部分にどの問題があったかまで頭に入れてください。
あとは、問題集に載っていない、より細かい部分を教科書や資料集で確認して終わりです。
これで定期テストでは100点に近い点数が取れるはずです!

定期テスト前の数学学習法

まずはテスト範囲で出てくる公式等があれば、それをひとまず覚えましょう。

その後は教科書の問題、問題集を徹底的に解きます。
問題をたくさん解くことで、公式も自然に使えるようになってきます。
問題を解くポイントは、なぜその式になるのかを理解するようにすることです。
初見の問題で、解き方が分からない場合には、すぐに解答を見て大丈夫です。
この時、ただ単に答えの数字だけを見るのではなく、解説を見て、なぜそのような計算になるのかを確認しましょう。答えに載っている解説は不親切な場合が多いので、その解説に出てくる数字や式を理解するだけでも、かなりの勉強になります。
基礎的な計算問題は3~4回繰り返して、完璧にしましょう。
難しい計算問題は、答えに辿り着く過程(途中の計算等)も確認してくださいね。
これを5~6回繰り返します。
文書問題は、問題文で何を問われているのかを確認し、なぜその式になるのかを理解することが重要です。
これも5~6回繰り返します。
図形の問題なども、なぜそうなるのかを理解して、繰り返すという点では同様です。
テスト前日に最終確認として、全問題を2回ほど解きます。
テスト前に、この学習法で勉強してもらえれば、100点を狙えます。少しミスが出ても、少なくとも90点は切らないと思います。
やるかやらないかは、あなた次第です。

夢の期限

夢を持っていただきたいということは以前にも書きましたが、その夢に期限をつけることも、また重要です。

例えば、東京を出発地として、大阪に行く目標(夢)を持ったとします。
大阪に辿り着くという目標を設定した後、いつまでに着きたいかで、そこに辿り着くまでの手段が異なります。
例えば、いつか辿り着けばいいと思ってるのなら徒歩でも行けますね。
1週間後ならば、自転車もいいのではないでしょうか。
明日までに着きたいなら車。
今日中に着きたければ飛行機か新幹線ですね。
このように目的地は同じでも、いつまでに行きたいかによって、使う手段が全く異なります。
従って、本当に夢・目標を叶えたいのであれば、期限を決めて、それに見合う手段で夢に向かって努力していかねばなりません。
誤って、夢に向かえない手段や、期限までに辿りつけない手段を選択しないように気をつけてください。
ポイント
大阪に明日までに辿り着きたければ、大阪行の新幹線か飛行機に乗ろう。
目的地と期限が決まれば、青森方面に向かって自転車を漕ぎだすことはない。

なんで?どうして?を大切に

お子さんに、なんで?どうして?と何度も何度も聞かれた経験が親御さんにはあると思います。

私も小さい頃には、よく尋ねていました。
これに答えてあげることが、とても大切です。なんで?どうして?は子供の知的好奇心が高い証拠で、知りたいという欲求があるということです。
これをまずは満たしてあげて、知ることは楽しいことだと教えてあげて下さい。
それから、徐々に自分で調べるように誘導してあげます。調べる時には、携帯やインターネットを使うのもいいですが、辞書や本を買って何度も同じ情報に触れられるようにしてあげるのもいいですよ。
お子さんからの質問に対して、絶対に面倒くさがってはいけません。
誠心誠意その疑問に答えてあげることが大切です。
ポイント
なんで?どうして?は子供の好奇心。
好奇心が満たされないと、その先を更に知りたいとは思わない。