一度下がると

私も現役時代は体力もあって、身体は締まっていました。

今は体力は落ちて、身体はだらしなくなってしまいました。

今から現役時代のような体力、身体を作るのは、かなりしんどいでしょう。
しんどすぎて、そこまで頑張る気にはなれません。
ただし、昔がんばってた記憶があるので、多少は戻せる自信はあります。

勉強だって同じです。
良い時があっても、一度下がってしまうと、良い状態に戻すのは、相当頑張らなければなりません。
必要な限り、良い状態をキープし続ける方が、トータルの労力は少ないですよ。

ただし、良い状態を知ってる子は、下がっても頑張れば良い状態に戻すことは可能です。

立ち止まらないこと

人生の様々なことは、マラソンに例えることができます。

一生懸命走り続けていると、ランナーズハイになって、走るのが楽になります。

ただし、一度立ち止まってしまったら、再び走り出すことには、かなりの勇気と労力が必要です。

走り始めたら止まらないことが完走するカギです。

追い風

走っている時に追い風が吹くと楽ですよね。

でもそれは、本人が走っているから、追い風になるのです。

本人が走っていない時に吹く風は、特に何の影響ももたらしません。
風の強さによっては、身体が動く程度でしょうか。

人が背中を押してくれてる時も同じです。

本人に進む気があれば、前に進みます。

本人が立ち止まって、前に進む気がないのに、背中を押されても、鬱陶しいだけですね。

周りの力を活かすも殺すも本人次第。

滑走路

飛行機の滑走路の長さは伸び縮みせずに決まっていますね。
その滑走路の中で、最初に思いっきり加速するから飛行機は良い角度で飛び立つことができます。
飛び立った後は安定して、それほどエネルギーを消費しません。

滑走路をゆっくり進んだ後、少しの加速で飛び立とうとすると、無理な角度になります。
自然な角度で飛び立つよりもエネルギーが必要でしょう。

更にゆっくり進みすぎると、滑走路が短すぎて飛び立つことはできません。

小、中学生の勉強も一緒ですよ。
高校受験が滑走路の終点だと思って、考えてみてください。
飛行機と同じことが言えます。

飛び立つなら早めの加速を。