落とし穴

物事がうまくいって、次に同じことをしようする時に、人はよく「より効率的に」と考えて量を減らすことを考えがちです。

例えば1回のテストで良い点を取れて、じゃ次のテスト勉強の時に効率的になれるかと言ったら、一部の天才を除いて難しいことです。

良い状態の時にこそ、圧倒的な量をこなして経験値を積み上げてください。
経験値が積み上がっていけば、自然と効率はついてきますよ。

悪くなる原因は良い時に潜んでいます。
良い時にこそ、悪くならないようにモチベーションを維持したいですね。

ポイント
落とし穴には気を抜いている時に落ちる。

レベルアップ!

みなさんロールプレイングゲームをやったことがありますか?
私は小学生時代、兄のポケモンをやらせてもらって、最初のステージで飽きて辞めた程ロールプレイングゲームが苦手です。
なぜならキャラをレベルアップさせるのが大変だから。
でも勉強においても、仕事においても、人がレベルアップするのはロールプレイングゲームと同じなんですよ。
頑張りに応じて、比例のグラフのようにはレベルアップしません。
レベルアップはこんな感じです。
絵心がないのはご容赦ください。

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頑張り続けて突然レベルアップの音楽(タララタッタラー)が鳴って、レベルアップします。
レベルアップしてレベル2になると、レベル1の時には見えなかった景色が見えるようになります。
だから、今お子さんが考え得る夢というのは、今のお子さんのレベルで見える世界の中でしか思い浮かばないんです。
従って、まずは今考えうる夢を持って、それに向かって頑張る!
結果、レベルアップして見える世界が変わったら夢も変えたってOKです!
勉強も同じです。
レベルアップまでは大変ですが、レベルアップした途端に急に理解力が増します。
ポイント
レベルアップするまで経験を積む!
レベルがあがれば、クリアできるステージが増える。

転ばぬ先の杖

私、実は6年ほどファインシャルプランナーとして人生やお金についての相談にのってきた経験があります。

現在は新規のご相談は、仲間のファインシャルプランナーにお任せしています。
ファインシャルプランナーといっても、一般に思い浮かべる保険屋さんや不動産屋さん等とは違い、中立な立場で無駄なお金を削減していきます。
それは表面に見えているお金だけでなく、例えば保険であれば、その方の人生設計においてその補償が本当に必要かどうかで判断し、無駄があれば削るなど、普段は目に見えない無駄も診断してきました。
ファインシャルプランナーでも家庭教師でも、やはり必要なのは「転ばぬ先の杖」だなと思っております。
お金のことは、困ってから相談に来られる方が多かったです。
家庭教師をやっていても、勉強に全くついていけなくなってから相談を受けることがあります。
それが中学1~2年の早い時期であれば、打つ手はいくらでもあるのですが、中学3年生の受験1ヶ月前に相談を受けても、その期間の中でできる限り時間を作ってもらい、その限られた時間の中で対策を打っていくしかありません。
できれば、受験前に駆け込みで対策をするのではなく、中学1年生の最初から家庭教師をつけていただき、勉強のやり方を覚え、一人でも勉強できるようにしていただきたい。一人でできるようになれば、家庭教師はいらなくなります。
こちらの方が効果的ではないでしょうか?
ご相談いただければ、小学生のうちにやっておきたい勉強等をお教えすることもできますので、お問い合わせください。
ポイント
転ばぬ先の杖
なんでも困る前に対策を打っておいた方が物事がうまくいく可能性が高まる。

400点オーバー!!

家庭教師として指導している生徒の定期テストが続々と終わり、5教科合計400点オーバーした生徒が続出しております。

もちろん、そうじゃない生徒も以前に比べるとおおよそ安定してきたかなという感じがあります。
家庭教師としての方向性は間違ってないということを確認できました。
中学生の生徒における家庭教師としての目標は、もちろん志望高校に受からせてあげること。
また、隠れコンセプトとしては、家庭教師がいなくても勉強できるように生徒を育ててあげること。
自分でやり方を工夫して、自身のやり方を確立できるようになれば、勉強だけでなく、物事の進め方のコツを掴むのが上手くなったり、将来に良い影響があると信じています。
全ての生徒が満足できる結果を得られるように今後も精進してまいります。
ポイント
他人は自分を写す鏡。
人(生徒)が満足できる結果を得られているかどうかで自分の方向性が正しいかを判断する。

情けは誰のため

「情けは人の為ならず」
このことわざの意味を知っていますか?
私が昔、教わったのは、情けをかけることはその人の為にならない、という意味でした。
しかし、これは誤用で本来の意味は、人に情けをかけることは、その人の為になるだけでなく、やがて巡り巡って自分に返ってくる、というものです。
夢を持ってほしいと何度も言っても、小中学生では夢を意識して生活することは、なかなか難しいことだと分かっています。
私が生徒にテスト前によく言うのは「塾が潰れちゃうから、先生の為に頑張って」です。
誰かの為に頑張るということは、物凄いパワーがそこに存在しています。
従って、なかなか夢を意識できないお子さんには「お父さん、お母さんの為に頑張ってほしい」と言ってみてはどうでしょうか。
その結果、お父さんお母さんが喜ぶ顔を見て、嫌な気持ちになる子はいないと思います。
そして、頑張った結果は、自分の夢を叶える土台になります。

ポイント

情けは自分のため。
大切な人の為にと思うと、大変なことでも頑張れる。

ボールの蹴り方

サッカーを初めてやる時に、ボールの蹴り方や、試合中にどう動けばいいのかをアドバイスしてもらっても理解できないですね。

最初はわけも分からずに基礎練習をして、ある程度ボールが蹴れるようになってから、そのアドバイスの意味が理解できるようになります。
勉強も同じです。
テストで学年で1番を取りたかったら、学年で1番を取ったことがある人に、どんな勉強をしてきたかを聞いて、それをひたすら実行する。
なぜその勉強方法がいいかは後から理解できます。
私が見せていただいている生徒さん達は素直に実行してくれています。
素直に頑張る姿を見せてもらうと、教える側ももっと良い点数を取らせてあげたいという気持ちになるものです。
誰にアドバイスをもらうかを決める時には、アドバイスしてくれる人が、それを経験してるかで判断してくださいね。
ポイント
アドバイスは経験してる人にもらう。
もらったアドバイスはまずは理解しようとせずに鵜呑みにして実行するのが良い。

二兎追わないと

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

欲を出して2つのことを同時にうまくやろうとすると、どちらも失敗する例えですね。
夢は1つじゃないとダメなの?と聞かれることがありますが、そんなことはないです。
たくさんの夢をもって全て叶えるために頑張ったらいいじゃないですか。
テスト勉強だって同じです。1教科だけいい点数を取りにいくのではなく、5教科全てでいい点数を取りにいきましょう。
ポイント
一兎を追って一兎を得れば確率は1/1で100%
一兎を追って一兎をも得られなければ0/1で0%
十兎を追って一兎を得れば確率は1/10で10%だが、結果は一兎を追って一兎を得た場合と同じ
十兎を本気で追って二兎、三兎を得られれば確率は20~30%
確率100%っていうのは、なかなか難しいこと。
一兎しか追わないと確率は0%か100%
十兎追っておけば、確率は0~100%
十兎追えば十兎得られる可能性だってある

ぶら下がったニンジン!

子供のやる気を引き出す際、ご褒美は非常に有効です。

テスト前などに、頑張ればクリアできる可能性がある目標を設定し、その目標をクリアすることを条件にご褒美を用意してあげます。この時ご褒美はお子さんが喜ぶ物や、食事、旅行等がいいです。
この条件をクリアさせようとする際、あまり親御さんは干渉しない方がいいですよ。
あくまでお子さんに自主的にやらせ、欲しいなら頑張れくらいのスタンスで構えることです。
これによってお子さんの自発性を育むことができます。また頑張った結果、条件をクリアし、ご褒美を得ることができれば小さな成功体験の1つにもなります。
ご褒美作戦をやる際の注意点として、あまりに高額なご褒美をあげすぎて続けられなくなり、ご褒美自体がなくなること、条件が厳しすぎてクリアできなくなり、ご褒美を得ることができない状態が続くと、逆にモチベーションの低下を招きかねないというところです。ご褒美作戦の使い方に注意して、より効果的に使ってください。
ポイント
ぶら下がったニンジンは食べる為にある!

やる気。

勉強において最も重要なことは自発性です。

これは突然やってくるものではないですね。
従って、明日から塾に通おうが、家庭教師をつけようが、急にやる気が出るかというと、それは難しいことです。
一瞬のやる気は出ても、それは一時的なもので長続きしない場合が多いです。
それは教える側の力量にもよるのだとは思いますが、いくら教えることが上手い先生だって、子供の内側に入り込んで、やる気を引っ張り出してくることはできません。
対策として、いくつかの方法が考えられます。。
一番いいのは、もちろん本人が気づくことです。
何かをきっかけに、どうしても叶えたい夢や目標が見つかり、爆発的なやる気が自発的に出てくることが望ましいですね。
ただし、この場合においても、親御さんがそれを仕向けるために、お子さんに様々な経験をさせてあげなければなりません。
上の方法の場合には、いつそうなるのかは分からないので、やはり最も現実的なのはお子さんが幼いうちから、そうすることが当たり前だと思わせてあげることです。
私の場合は、中学1年時の最初の中間テスト時にやれるだけの勉強をして、結果として学年で1番を取りました。
親に言われたわけではなく、そうするものだと思い勉強して、結果もついてきました。
この経験が活きて、その後のテストでも同じように勉強して、更には自分の勉強方法も確立できました。
そうすることが当たり前だと思えたのは、小学生の頃から、何かを頑張ることで小さな成功体験を積み上げてきたからだと思います。
問題に直面する前に、いい方向にお子さんを向かわせてあげることが親御さんのの役目であると思います。
ポイント
転ばぬ先の杖を意識する

生き方

ハワイから帰国いたしました。

日本人がやはり多かったですが、さすがに日本とは雰囲気が違います。
リゾート地といえども他国の文化を感じることができます。
日本人の子供もたくさんいて、幼い頃から他国の文化に触れる機会があることを羨ましく思いました。
数日間の滞在であっても、その後の人生に大きな影響を与える可能性は十分にあります。
もちろん日本国内にも魅力的な生き方はありますが、世界が広いことを知った上でそれらの生き方を選ぶ方が、より魅力を感じることができるはずです。
お子さんには、できる限りたくさんの日本文化、世界の文化に触れる機会を与えてあげたいものです。
ポイント
その生き方しか知らずに選ぶのと、多くを知った上でそれを選ぶのでは、感じる魅力が違う。
もちろん、それしか知らずに選ぶことも、追求するという意味ではいいのかもしれないが。