勉強の基礎作り

サッカーにおいて、ボールを止める、蹴るという基礎が一流ならばプロになれるという話を聞いたことがあります。

スポーツにおいて勝つために、基礎力、基礎体力が必要なように、勉強においても基礎の徹底は不可欠です。
城を建てる時に、基礎工事の手を抜けば、すぐに脆く崩れる、または、傾いてしまう。
とにかく基礎しっかり固めないと、その上に何かを積み上げることは難しいということです。
勉強の基礎学力を固めるには、徹底した基本問題の反復!
これのみです。
えっ?そんな簡単な問題でいいの?と思うほど基本的な内容を反復して基礎練習を行うことが、とても重要です。

案内人

見知らぬ国に、何のオリエンテーションもなしに放り出されたら、どうなりますか?

言葉も通じない見知らぬ国であれば、案内人がいないと、どうにもならなそうですね。
もちろん自力で道を切り開いていける強者もいると思いますが。
お子さんにとって勉強とは、見知らぬ国に放り出されるようなものです。
勉強以外のことも同じようなものですが、勉強以外に関しては普段の生活を通して親御さんを中心に案内人がいる場合が多いです。
勉強に関しても、親御さんが案内人として、ある程度導いてあげる必要があります。
子供のやる気や意思に任せる!と言うのは、ある程度導き終わってからの話です。
親御さんは子供の立場に立って、自分が見知らぬ国に放り出された状況を想像しながら、どこまで導いてあげるべきかを考えていただきたいものです。

成長したいなら

何事においてもそうですが、基本的には自分自身に対してプレッシャーがかかっている時に人は否が応でも成長します。

あぁ今度の日曜日はサッカーの試合かぁ。。。とだけ思って、ただ単に言われるがままの練習をして、帰って家で寝ているだけではサッカーは上手くなりません。
日曜日の試合で良いプレーをしたい。負けたら終わりだ。など、プレッシャーがかかっていれば、必死で練習に取り組み、自分で考え、家でもイメージトレーニングをする等の行動をしませんか?
プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、必死でそれに抗って、目標を達成しようとするからこそ、自分では思ってもみなかった成長が付いてくるものです。
勉強だって同じです。
テストに向けて、テスト範囲が出され、残りの期間が減ってくるにつれ、どんどん焦りの気持ち、プレッシャーがかかってきます。これを、きちんとプレッシャーと感じ、できる限りのことをやって100点を取ろうとするから頭に入ります。
これは大人になって、仕事をする上でも同じですね。
自分自身が成長をしたいと思ったら、常にプレッシャーのかかる位置に身を置いてください。

夏休みの宿題と人生

夏休みに出される大量の宿題を、あなたは先に終わらせますか?それとも、遊びを優先して最後まで嫌なこととして、やらずに残ってしまいますか?

みんなが分かっていることだと思いますが、先にさっさと終わらせてしまえば、残りの夏休みは何も考えずに楽しく遊べますね♪
逆に残しておくと、楽しく遊んでいても、あー宿題やらなきゃなぁと思い出して憂鬱な気持ちになることもありますね。
もちろん、宿題を終わらせる気がない人には、そんな感情は生まれないと思いますが。
人生も同じです。
先に嫌なことを終わらせておけば、残りの人生を楽しく過ごせます。
中学生で言えば、中学1年生の最初から勉強する習慣をつけて、テストで100点を取れるようにしておく。
そうすれば、受験で苦労することはないです。
逆に勉強を全くせずに過ごしていると、受験の直前になって、相当苦労します。
先に嫌なことをやると、結果が伴って、それ以降楽しく過ごせる。
後に残しておくと、それが終わるまで気にしなくてはならず、また、結果が出るかは賭けのようになる。
どちらがいいですか?

心の拠り所

小さいうちは、心の拠り所といえば、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん等がいると思います。

しかし、中学生、高校生になってくると、反抗期もあるし、なかなか身内を心の拠り所にはしづらいですね。
私はテスト前や、サッカーの大事な試合の前には、よく神棚にむかって「見守っていてください」とお祈りしていました。
特に何かの宗教を信仰しているわけではありませんが、自分の中で作り上げた神様がいたんです。
もちろん、そこに臨むまでの過程で、自分で頑張ってきたことが前提なので、「神様なんとかしてください」ということは、なかったです。
それで、思うような成果が得られれば、「神様が見ていてくれたんだ」と思うし、成果が得られなければ「まだ頑張りが足らなかったから、神様も成果を与えてくれなかったんだ」と自分に矢印を向けました。
人は一人だと心細くなります。逆に、自分の頑張りを、そこに存在しない誰かでも、見ていてくれているんだな、と思うと安心します。
私はご先祖様にも、同じようにお祈りします。
宗教を信仰しろというわけではなく、神棚、御守り、大切な人にもらった大切な物お天道様など、何でもいいので、お子さんの心の拠り所となるものを作ってあげてください。

Luce式記憶術!悪魔のノート

私が暗記する時によくやっていたやり方をご紹介します。

暗記に関してはとにかく量をこなすことが大切です。

私は赤ペンでひたすら書いていたので、それを見た友人から「悪魔みたいだね」と言われたので、
悪魔のノート』と命名しました。ネーミングセンスのなさは気にしないでください(笑)
基本的に勉強はボールペンで行います。

シャープペンは折れるし、細いし、文字が目に入りづらく感じたからです。

学校の授業のノートを取る時には、シャープペンではなく、えんぴつを使ってました。
理由はシャープペンより太く濃く書けるからです。
ボールペンの色は私は赤文字が目に入りやすかったので、赤を使用していましたが、これは好みです。
脳科学的には青の方が、脳には良いらしいです。

太さはなるべく太いもの、私は0.7を使ってました。

また、3色ペンのようなものではなく、1本で1色のものを使用してください。
下の画像を見て、パッと目に入る色で勉強してみてください。
悪魔のノート例1
私は赤が頭に残ったので赤でやっていました。
悪魔のノートはこんな感じです。悪魔のノート例2
どうでしょうか?
汚いですよね?何が書いてあるか分からないと思います。
書いた内容はwhat why how where when

who whose whichとその意味です。

このノートは後で見返したりしないので、自分さえ何が書いてあるか分かれば、それでいいのです。
一回の定期テストの勉強だけでも、このノートが2~3冊溜まりました。
文字の大きさは程よく大きく書きます。
ノートの枠は、無視してください。
ノートの使い方としては、勿体ないですが、経験上そうした方が良いと断言します。
書きながら、ブツブツと書いている内容を声に出します。

飽きてきたら、部屋を歩き回りながら、書いた内容を目で見て声に出したり、

目を瞑って書いた内容を思い出しながら声に出します。

そうすると、手を動かして目で見て書くことに加えて、声を出す、耳で聞く、身体を動かす、
想像する動作が加わるので、
脳みその色んなところを働かせながら記憶することができます。
1つのテクニックではあると思いますが、絶対的な量をこなすことが、まずは大切です。
ペンだこを誇れるくらい、たくさんの量をこなしてください。

挫折

ありきたりかもしれませんが、挫折を乗り越えられた時、人は強くなります。

それを乗り越えようとする過程で成長します。
生きていれば、ほぼ全ての人が大小様々な壁に直面します。
必死になってる人は、目の前の壁を見て挫折を経験します。
なぁなぁで生きていれば、そんな壁は見て見ぬフリをして、なんとかやり過ごします。
いつか回避しきれない壁が現れた時に、それを乗り越える力を養ってきてない場合には、押しつぶされてしまいますね。

挫折は一生懸命な証拠。

型にはめるな!個性を活かせ!なんてのは…

私も小学生、中学生くらいの頃は、カッコつけてたのか「型にはまりたくない。個性を活かしたい。」なんて思っていました。

しかし、そんなことは幻想ですね。
天才でもない人間が、0からオリジナルのものを創れることなんて、ほぼありません。
創造するということは真似することから始まります。
型にはまりきった人が、型を突き破って創造します。
型にはまりきれずに、スカスカの状態で「型にはまりたくない」というのはらただの怠け者ですね。
個性も同じようなことです。
楽して夢・目標を叶えられることはない。
一生懸命やらないで、社会のことを全く知らないで(この点に関しては、社会について子供に教えない大人のせいである)、勉強をしないことを個性と言って逃げていませんか?
未知の・無限の可能性がある、なんて無責任な妄想を植え付けていませんか?
確かに子供には、未知の・無限の可能性があると思いますが、それは必死にやった結果、得られる成果です。
必死にやった結果、個性が生まれるんですよ。
単なるその言葉に踊らされて、努力もしないで、個性を活かして、他人と違う人生を送れるなんてことはございません。

いよいよ中学生!小学校6年生、保護者の皆様へ

もうすぐ卒業ですね。

中学生になる準備はできていますか?
勉強する習慣はついていますか?
小学校であまり勉強してこなかった子は、今のうちから勉強する習慣をつけてください。
中学校にあがる前に、簡単な計算問題でいいので、たくさん解いて計算に慣れてください。
英語は周りのみんなと、ほぼ横一線からのスタートです。
得意分野にできるように準備してください。
親御さんは、お子さんのために、中学生になったら勉強するのが当たり前だという環境を作ってください。
お子さんが自らそうすることは稀です。
親御さんが決断してください。
中学校にあがってスタートダッシュを決めれば、その後はかなり楽になります。
最初に苦しみながらも頑張って成果を得るか。後になって苦しんで、成果が得られるかどうかの賭けをするか。
どちらにしますか?

中学校の授業はどうですか?中学1年生、保護者の皆様へ

この1年間の成績はどうでしたか?
授業についていけていますか?
実感はないと思いますが、今の成績、行動が確実にお子さんを将来のどこかに導いています。
親御さんはお子さんの成績を見てどう思っていますか?
成績が良かった子は、その調子で一生懸命頑張ってください。
授業についていけなくなってしまった子は、今のうちに早く挽回してください。
受験までまだ2年もあるから余裕だと思っていませんか?
当たり前のことですが、1年生より2年生の勉強の方が難しくなります。
現時点で授業に置いていかれている子は、2年生で更に置いていかれる結果になります。
早く手を打たないと手遅れになります。
お子さんのためにも対策を!