夏休みの宿題と人生

夏休みに出される大量の宿題を、あなたは先に終わらせますか?それとも、遊びを優先して最後まで嫌なこととして、やらずに残ってしまいますか?

みんなが分かっていることだと思いますが、先にさっさと終わらせてしまえば、残りの夏休みは何も考えずに楽しく遊べますね♪
逆に残しておくと、楽しく遊んでいても、あー宿題やらなきゃなぁと思い出して憂鬱な気持ちになることもありますね。
もちろん、宿題を終わらせる気がない人には、そんな感情は生まれないと思いますが。
人生も同じです。
先に嫌なことを終わらせておけば、残りの人生を楽しく過ごせます。
中学生で言えば、中学1年生の最初から勉強する習慣をつけて、テストで100点を取れるようにしておく。
そうすれば、受験で苦労することはないです。
逆に勉強を全くせずに過ごしていると、受験の直前になって、相当苦労します。
先に嫌なことをやると、結果が伴って、それ以降楽しく過ごせる。
後に残しておくと、それが終わるまで気にしなくてはならず、また、結果が出るかは賭けのようになる。
どちらがいいですか?

心の拠り所

小さいうちは、心の拠り所といえば、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん等がいると思います。

しかし、中学生、高校生になってくると、反抗期もあるし、なかなか身内を心の拠り所にはしづらいですね。
私はテスト前や、サッカーの大事な試合の前には、よく神棚にむかって「見守っていてください」とお祈りしていました。
特に何かの宗教を信仰しているわけではありませんが、自分の中で作り上げた神様がいたんです。
もちろん、そこに臨むまでの過程で、自分で頑張ってきたことが前提なので、「神様なんとかしてください」ということは、なかったです。
それで、思うような成果が得られれば、「神様が見ていてくれたんだ」と思うし、成果が得られなければ「まだ頑張りが足らなかったから、神様も成果を与えてくれなかったんだ」と自分に矢印を向けました。
人は一人だと心細くなります。逆に、自分の頑張りを、そこに存在しない誰かでも、見ていてくれているんだな、と思うと安心します。
私はご先祖様にも、同じようにお祈りします。
宗教を信仰しろというわけではなく、神棚、御守り、大切な人にもらった大切な物お天道様など、何でもいいので、お子さんの心の拠り所となるものを作ってあげてください。

挫折

ありきたりかもしれませんが、挫折を乗り越えられた時、人は強くなります。

それを乗り越えようとする過程で成長します。
生きていれば、ほぼ全ての人が大小様々な壁に直面します。
必死になってる人は、目の前の壁を見て挫折を経験します。
なぁなぁで生きていれば、そんな壁は見て見ぬフリをして、なんとかやり過ごします。
いつか回避しきれない壁が現れた時に、それを乗り越える力を養ってきてない場合には、押しつぶされてしまいますね。

挫折は一生懸命な証拠。

型にはめるな!個性を活かせ!なんてのは…

私も小学生、中学生くらいの頃は、カッコつけてたのか「型にはまりたくない。個性を活かしたい。」なんて思っていました。

しかし、そんなことは幻想ですね。
天才でもない人間が、0からオリジナルのものを創れることなんて、ほぼありません。
創造するということは真似することから始まります。
型にはまりきった人が、型を突き破って創造します。
型にはまりきれずに、スカスカの状態で「型にはまりたくない」というのはらただの怠け者ですね。
個性も同じようなことです。
楽して夢・目標を叶えられることはない。
一生懸命やらないで、社会のことを全く知らないで(この点に関しては、社会について子供に教えない大人のせいである)、勉強をしないことを個性と言って逃げていませんか?
未知の・無限の可能性がある、なんて無責任な妄想を植え付けていませんか?
確かに子供には、未知の・無限の可能性があると思いますが、それは必死にやった結果、得られる成果です。
必死にやった結果、個性が生まれるんですよ。
単なるその言葉に踊らされて、努力もしないで、個性を活かして、他人と違う人生を送れるなんてことはございません。

考える力

ひと昔前の日本では、右向け右で皆が同じ方向を向くように学校での教育が行われていました。

今でも同じような教育かもしれませんが、教育を受ける側の中で、それではダメだと気付き始めている方が多くなってきていますね。
従って、ただ言われたことを忠実にこなすだけでは今後生きていけなくなる可能性があります。
勉強、仕事、スポーツ。なんでもそうですが、成功したと言われた方は皆、自ら考えて行動を起こしています。
これからの時代を生きていく小中学生には、今から自分で考えるトレーニングを積ませてあげた方がいいですね。
これを踏まえてお子さんの教育をしてくださいね。

甘くない

バレンタインデーですね。チョコをもらって甘くなってるそこのあなた。

人生はそれほど甘いものではありません。
私も中学生の頃は人生をまだまだ甘くみてました。
私に限らず、人生が厳しいものだということを誰も教えてくれなかったのだから、子供たちがそう思うのも無理はないと思います。
特にこうなりたいという夢もなく生きていくことは、それほど難しいことではありません。
しかし、叶えたい夢がある場合には人の何倍も頑張らないと無理ですよ。
頑張らないで、無理もしないで、楽をしながら夢を叶えたいなんて無理な話です。
どれだけ頑張ったって叶わない夢だってあります。
自分が頑張ってると思っていても、それ以上に頑張ってる方もいます。
自分の努力を疑いながら、もっと無理して頑張る方の一部しか夢を叶えることはできません。

日本の英語教育2

日本の英語教育は、学校の授業からも分かるように、英文を読んで内容を理解するところに重きを置いています。

従って学校では、英単語を覚える、文法を覚える、英文を読んで和訳する、日本語を英訳する、というプロセスを踏みます。
英語を話すこと、英文を作ることを目標にした場合、途中の過程が多すぎる。
例えば、水泳を習うとして、実際に水に入って泳いでみる前に、陸上でフォームを教えて練習させる時間が長いといった感覚ですかね。
水泳を覚えるには、まず水に飛び込んでみることが大切。そして、下手でもいいから浮いて前に進んでみる。
進めば水に慣れて恐怖心が消え、いろんな泳ぎ方を試してみたくなる。
そうすると自然とフォームが身につき、いつの間にか泳げるようになっている。
英語も同じで、まずは完璧な英語じゃなくてもいいから、話したり書いたりしてみる。
英語の楽しさを知るには、今の学校の授業のように、受け身の姿勢ではなく、積極的に英語を使うことを試してみてほしいものです。

ポイント

うまくなりたかったら、まず飛び込んでみる。

意味のないこと

何かに意味をもたせて行動できることって、そうそうないですよね。

そうすると、やはり勉強する意味を見出すこともまた難しい。

あの高校に行ってどうなる?あの大学に行ってどうなる?
これも自然な疑問ですね。
その時点において、何か意味のあることに出会えること自体が珍しいことかもしれません。
だったら無意味でもいいから、たくさんの経験を積んでおきましょう。
今は意味がなくたって、後で役に立つことはたくさんあります。

ポイント

幼い時に、庭にたくさん種を蒔き、木を植えた方がいいと言われ、ワケも分からずそうした。
大人になって、その種も木も成長した。
みかんを食べたい時にはみかんの木があるし、柚子湯に入りたい時にはゆずの木がある。家を建てたい時にはヒノキがある。
必要な時に必要なものがある。
必要になってから種を蒔いても遅い。

チケットを選ぶ場所。

学校というのは、次のステップへのチケットを選ぶ場所です。

まず、小中学校というチケット売り場で、高校という次のチケット・チケット売り場を選択できます。
このタイミングで敢えて就職というチケットを選ぶこともできるし、また、就職というチケットしか選べない場合もあります。
高校というチケット売り場の中には、就職というチケットしか置いていない場所もあるし、ある程度の大学へ行けるチケットを置いてある場所、東大行きのチケットがたくさん置いてある場所などがあります。
就職というチケットしか置いていない場所で東大行きのチケットの在庫があることは、ほぼありません。
その後、大学というチケット売り場を選んだ方は就職というチケットを選ぶことになります。
大学によって、どんな就職のチケットが置いてあるかは様々です。
また同じ就職先行きのチケットでも、一般チケットと、プレミアムチケットに別れていて、プレミアムチケットでないと昇進が難しい就職先もあります。
もちろんプレミアムチケットが置いてあるチケット売り場は限られています。
あなたは、どのチケットがほしいですか?

ポイント

馬券場で宝くじは売っていない。
宝くじを買うなら、当たりやすい売り場で買いたい。

テストの点数

小学生のうちからテストは100点を取るものだと認識させてあげてください。

少なくとも100点を目指すこと。

小学生のテストは、本人にとっては難しいかも知れませんが大人からしたら簡単です。
お子さんの将来のためにも、お子さんがテストで100点を取れるように勉強を見てあげる時間を作ってあげてもいいのではないでしょうか?
勉強は小学生から高校生になるにつれ、だんだん難しくなっていきます。
簡単なうちから100点を取る癖をつけておかないと、難しくなった勉強で100点を目指す気にはなりにくいです。
小学生のうちなら遅れた勉強を取り戻すのも、そう難しいことではありません。
気づいた今から始めてください。

ポイント

100点を取り続けている子が、次のテストで100点を目指すことは当たり前になる。
猫を狩れない狩人が、ライオンを狩ることはできない。